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2008年12月20日 (土)

個人年金保険は生命保険ではありません

生命保険会社が売っている個人年金保険と言うおかしな名前の商品があります。「保険」と付いているために、保険商品と思っているかと思いますが保険とは関係ない金融運用商品なのです。

生命保険は、普通は分割払い(月払・年払)で支払う保険料で多くの保険金と言う一時金をもらう商品です。一方、個人年金保険の方は普通は一時払いで保険料を預け、分割で年金の形で返してもらうと言う逆の形の商品であり、自分が支払った金額+運用益がもらえると言う商品です。

投資信託で、ある一定期間預けて満期に一括でもらわず分割でもらうのが個人年金です!と言った方が分りやすいし、保険会社が扱ってるので保険と言う名前が付いているものと思ってください。

保険と言いながら保障額=支払った金額ですから保障機能はないですし、さらに病気の人でも加入出来るのですから保険とは言えないのです。

さらにおかしいと思うのがその仕組みで、年金でもらう期間を15年間に限定したのと、生きている間は終身年金をもらえるものと比較してみると、15年間でもらい切る方が早く確実に年金総額をもらえると言う事です。皆さん、知っていましたか?

例えば、40歳男性が1000万円を預けて60歳から年金をもらえるようにした場合、15年間(75歳まで)でもらい切る年金総額は1500万円になるのに、終身でもらう場合は同じ1500万円になるのには25年(85歳)もかかるのです。

終身もらえるのだから、85歳以上長生きしたらもっともらえますが、皆さんこの85歳と言うのは男性の平均寿命を6年も過ぎているのです。男性はほとんど亡くなってる年齢なのです。

ここに保険会社としては1500万円以上の金は払わんぞと言う魂胆が見え隠れしているように思えます。もっと言えば年金と言う名前が付いていながら長生きする事を歓迎してくれないのが個人年金保険なのです。

もし個人年金保険の加入を考えておられるのなら、年金期間を限定して早めに確実にもらえるようにする方が良いと思います。オレは長生きしてもっと多くの年金もらうぞ!だから終身年金を選ぶ!なんて欲張るともらいはぐれになってしまいますよ(苦笑)

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