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2009年2月 3日 (火)

保険会社と保険代理店の売り方が巧妙になって来ました。

最近、保険会社のパンフレットでやたらと目に付くのが「無解約返戻金型」の保険商品です。

特に、昨年の金融危機後に各社ともこの無解約返戻金型つまり解約返戻金が全くないタイプの商品を売って欲しいと言うオファーが各保険代理店に来ているようです。保険代理店も盛んに売り込んでいるようです。

特に、私がこれはいかがなものかと思っているA社のセールスパンフを紹介します。「キャッシュフローを改善できる方法があります!」と言うふれこみで、終身保険を解約して解約返戻金で銀行からの借入の返済に当てて、代わりに同じ保障金額の無解約返戻金型定期保険に加入しましょうと言う内容のパンフレットです。

確かに、貯まりがある保険を解約すればお金に代えられますが、終身保障と言う一生涯の保障は消えてしまいます。たとえ同じ保障額の無解約返戻金型定期保険に加入したとしても保障の期間は終身ではなく60歳とか70歳であり、それ以上長生きすれば保険金は入りません。

終身保険に加入している場合は、終身の保障が欲しくて加入しているはずです。その保障額が1億円なら、保険会社は必ず1億円支払う責任があるので常に準備しておかなければなりません。しかし、60歳や70歳までの定期保険の場合は死亡する確率が低いので保険会社は大体5000万円くらい準備していれば間に合うのです。

さらに貯まりのある保険の場合は、運用してお客様にいずれ払わなければなりません無解約返戻金型の商品は運用する必要は全くありませんから保険会社のコストの削減が出来ます。

さらに、さらに、この無解約型を売れば保険料の半分位の手数料が保険代理店に対し支払われると言う事になってます。さらにボーナスまで上乗せで払う保険会社もあります。

キャッシュフローを改善できると言う言葉でお客様の感心をかって、実は保険会社が自らの会社の利益のため、代理店は高い手数料狙い・・・これではお客様を踏み台にしていないでしょうか?

では、キャッシュフローを良くするために解約しないでどうするのか、その方法はあるのです。実は、貯まりがある保険は解約返戻金の80%を借りる事ができるのです。利息は後払い。借りても保障額は変わりませんし、保険料を支払っていれば解約返戻金も減りません。これを「契約者貸付け」と言います。

保険会社や保険代理店は自分たちの利益にならない話しはしませんので、契約者貸付けの話しはほとんどしません。今の保険を解約させてとにかく新しく保険を売りたいのです。加入の保険があるにもかかわらず保険会社のセールスや代理店が商品を勧めたら裏に何かあるなと思って臨む方が間違いがないと思います。

同じ保険に係っている私にとっては実に情けない話しですが・・・。

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